■ 1. 「調子が良い」という言葉の、危うさと信頼
旧車界隈で最も怖い言葉が「調子が良い」です。人によって基準が違うからです。 でも、今回の売主は「嘘をついてまで儲けようとしない」と確信できる職場の先輩で信頼できる人。この「人への信頼」をベースに、あえて現物確認や修理費の細かい計算をせず、即決しました。あと他人と被らない旧車イベントでもほぼ見かけないとのことで、部品の心配もあるが楽しそうなので決めました。

■ 2. 購入の条件と、自分なりの「割り切り」
- 不人気・外装のヤレ: 全く問題なし。むしろ「気負わず乗れる」価値。旧車の凄み。
- 譲れない条件: 引火に直結するガソリン漏れと、大きなシートの破れのみ。 それ以外は「不具合があっても認識の違い」と割り切る。この心の余裕こそが、旧車を維持するコツだと考えたからです。
■ 3. 対面、そして納車。そこにあった「新鮮さ」
実際に届いたZ400Bは、確かに使用感はありました。しかし、手入れが行き届いた「程度重視」の車両にはない、時を重ねた「ヤレ感」が逆に新鮮でした。錆びてボロボロなわけではなく、走りに関わる部分はしっかりしている。
■ 4. 仲間との確認走行
納車後の食事会を兼ねた試乗。
- アイドリングの安定
- ハンドルのブレなし
- スムーズなシフト入り
- エンジン一発始動 「この調子の良さは本物だった」と確信した瞬間でした。
- 「普通に走る」が感想
食事会解散後、一人で慣れるように走らせていました。のんびり走るには丁度良いというバイクとの話でしたが、まさに外装はZの雰囲気で中身は穏やかな印象を持ちました。帰宅前にガソリンを入れて、走っていると・・・
■ 初日の洗礼:「スピードメーターが動いていない」が「無事に帰宅できた」
納車時、一人で走っていた時は動作を確認していました。帰宅時に速度を確認すると動いていない。当然オドメーターも動いていない。燃料計がついていないためガソリンの残量は目視確認しかないか?とか修理費いくらかな?など思いは巡りましたが、バイクを止められる場所で改めて確認するとメーターに接続しているケーブルが外れていました。再度はめ込み試走してみると、動きました。
自分の手で直した小さな達成感
メーターの故障で乗れなくなると思ったけど、ケーブルが外れていただけそしてすぐに修復できたことが安心材料となりました。他にも同様の不具合出てくるのだろうと思いました。でもある程度なら修理できると信じたい。
先輩に報告すると「本格的に走り出すと不具合でてくるかもしれないから相談してください」とのことで少し安心しました。
